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題して「パワーハウスウォーク」

前回のコラムで取り上げた「動の姿勢」についてですが、日常で簡単に意識できるものとして歩行を取り上げてみます。題して「パワーハウスウォーク」!

骨盤と肩甲骨を安定させて歩くことが、この「パワーハウスウォーク」のキーポイントになります。 ただ、患者さんにも試して頂いていますが、出来ない人の方が多い印象です。以下の注意点を守って実施してみてください

■注意点
①進行方向へおへそからまっすぐなラインをひいたイメージをします。(図1)
②歩行時、このラインからおへそと頭の位置がずれないようにする。
③骨盤は前後左右にぶれずに歩きます。
④足や腕はあまり意識せずに骨盤と肩甲骨を安定させる意識で歩きます。
⑤体幹を長方形とイメージしてその形を崩さずに歩行します。(図2)

このイメージでウォーキングすると自然に少し早歩きになります。
パワーハウスウォークが上手くできると腹横筋、骨盤底筋などを使っているので
腰痛や肩こり、外反母趾の予防だけではなく、下腹や背中のたるみが気になる方にも最適で ダイエット効果も期待でき体幹強化に繋がります。

寒い冬でしたが、これから徐々に気温も上がって散歩しやすくなると思います。
一日20-30分目安に「パワーハウスウォーク」してみましょう。
上手く出来ない方は、どこかの関節や筋肉・筋膜に癒着や拘縮がある可能性があります。 当院担当の先生にチェックしてもらいましょう!

*体幹の強いインテルの長友選手や日本ハムの斉藤祐樹選手は、まさしくこのパワーハウスウォークの進化版「パワーハウスランニング」をしていると思います。